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国産蜂蜜の源は日本の豊かな自然

 日本国中で蜂蜜を採取しています

寒い冬を終えて、春になると日本各地の自然の豊かな場所で花が咲き乱れます。

人の心も明るくなりますが、もっと嬉しそうなのがミツバチです。晴れ渡った青空の下、ミツバチは巣箱から嬉々として飛び立ちます。目的地は蜜をたっぷり抱えた花々。甘い香りの蜜をたんまり集めてまわります。

ところで花は時期によって咲く種類が異なります。
したがって、時期によってさまざまな蜜が楽しめます。

 

さまざまな花の蜜が入った百花みつやアカシア、野バラ、ソバなど、はちみつにも種類があるのはそのためなのですね。

なかでもアカシアはその純粋さが際立っていて、
最高の甘みと称えられています。

 
国産蜂蜜の源は日本の豊かな自然

花の蜜は、ミツバチのおかげで蜂蜜に変わる

働きバチの行動半径は巣の周り2~3キロです。
 
花の蜜は、体内にある蜜胃に30ミリグラムほど貯蔵され、巣へ運びます。
ちなみに、働きバチの中には、蜂蜜を運ぶものだけではなく、
「花粉」「プロポリス」「水」だけを運んでいるものもいるそうです。
 
花の蜜を集めてきた働きバチは、巣に戻ると内勤バチに口移しで渡します。
 
ここでハチの体内にある酵素と混じり、
ようやく「蜂蜜」といえるものになります。
 
ただし、この状態ではまだ水分が多いので、
働きバチの羽ばたきで水分を飛ばします。
おおよそ60%だった水分が20%まで減ると完成です。
また、この濃縮の過程でもさまざまな酵素が加わります。
 
完成した蜂蜜は、蜜蝋でフタをして保存をします。

価格の安い蜂蜜は、濃縮過程を短縮している

価格の安い蜂蜜は、濃縮過程を熱処理などで短縮することによって、コストカットをしている可能性があります。
 
水分を飛ばすのに、高い熱を加えると
ミツバチ由来の酵素が壊れる可能性があります。
また濃縮の過程で加わる酵素も、追加されません。
 
ということは、花の蜜から集めただけの
単なる蜜ということになります。
 
これでは、蜂蜜ではなく単なるシロップです。
このサイトの読者には、ぜひ本物の蜂蜜を味わってもらいたいと思います。

花の蜜は、ミツバチのおかげで蜂蜜に変わる

養蜂家の願い:国産の蜂蜜をもっと食べてほしい

 蜂蜜のうち9割が中国産

日本の食卓では、食料自給率が40パーセントを下回っています。
口に入る食べ物のうち、6割が海外から
輸入されたものというのは、異常事態ともいえます。

たしかに海外からの食料品は価格が安く、量も豊富。
季節も関係なく、食べたいものを望むときに食べることができます。

とくに自給率の低い食べ物に「蜂蜜」があります。
蜂蜜の国内消費量はなんと5パーセント。
全体の9割が中国で、残りはアルゼンチン、カナダ、
ニュージーランド、ハンガリーなどです。

つまり、日本人が普段食べている蜂蜜は、
ほとんどの場合が中国産といえます。
確かに中国では大量に蜂蜜を生産しており、
価格も安く抑えられています。
国内の小規模な養蜂家が太刀打ちできないのもよくわかります。

 
蜂蜜のうち9割が中国産
 
 
 

中国から日本に輸出される蜂蜜が安い理由

しかし、大量に生産して、価格も安い中国産蜂蜜に
問題はないのでしょうか。

『ハチミツの「危ない話」』(三五館 著者・川島 茂)によると、
中国の蜂蜜は生産効率を高めるために
人の手で加熱処理を何度も行っているそうです。

本来の蜂蜜はミツバチの羽ばたきによって
じっくりと水分を飛ばし、粘度が高まっていきます。
ということは、中国産蜂蜜は「蜂蜜」と名乗りながらも
栄養の点ではまったく期待できない
単なる甘いシロップといえます。

さらには、残留抗生物質や農薬の危険性もあります。
安い蜂蜜には、それなりの理由があるのです。

ハチミツの本

ここで国産蜂蜜の作り方をおさらい

その1:巣箱に女王蜂を入れる

その1:巣箱に女王蜂を入れる

春。日本各地は暖かくなり、東北でもそろそろ桜が咲く時期です。
 
空いている巣箱に女王バチを入れてミツバチを繁殖させます。
女王バチは卵を産み続け、1か月ほどで2〜4万匹にまで増えます。 
 

その2:女王バチをやさしく保護する

その2:女王バチをやさしく保護する

写真はミツバチの巣箱の様子。
女王バチはたくさんの内勤バチに囲まれて、
快適に過ごしています。
 
内勤バチとは女王や卵、幼虫などに
栄養を配ったり、掃除したりと
巣の中のさまざまな仕事を担当します。
一方の外勤バチは巣の外に出て、
花から蜜を集めてきます。
 

その3:ミツバチに補助エサを与える

その3:ミツバチに補助エサを与える

巣箱に補助エサを与えて、
幼虫の成長を促します。
この時期はまだ春を迎えたばかりで
草木にも花があまり咲いていません。

ミツバチたちは、花が本格的に咲くまで
補助エサで飢えをしのぎます。

 

その4:ダニよけを巣箱にセットする

その4:ダニよけを巣箱にセットする

巣箱の中は内勤バチが働いて治安を守っていますが、
ときどきダニが発生することがあります。
フィルム状のダニよけを入れることで、
ダニから巣箱を守ります。
 
ミツバチが集めたミツは5月末でいったん取り除き、
巣箱を空っぽにします。
 
そのときに取れるのは百花蜜とよばれ、
桜やリンゴのブレンドになります。
 

 その5:巣枠からミツバチを払い落とす

その5:巣枠からミツバチを払い落とす

6月上旬になると、東北でも花が咲き乱れ
ミツバチも忙しく飛び回る時期になります。
蜂蜜が貯まった頃合いを見て、
巣箱からミツを取り出します。
 
まずは巣枠に群がるミツバチを払い落とします。
払い落とした下には道筋を作っておき、
ミツバチが巣箱に迷わず戻れるようにしておきます。
 

その6:巣枠を遠心分離器にセットする

その6:巣枠を遠心分離器にセットする

ミツバチを払い落とした巣枠を
遠心分離器の中に入れます。
 
きれいな蜂蜜を得るには
ミツバチを丁寧に払い落とさないといけません。
 
一度に2枚の巣枠からはちみつが取り出せます。
 

その7:遠心分離器を回転させ蜂蜜を取り出す

その7:遠心分離器を回転させ蜂蜜を取り出す

ハンドルをぐるぐると回して
巣枠から蜂蜜を取り出します。
 
何枚かの巣箱を遠心分離器にかけたら、
分離機の底に蜂蜜がたまってくるので、
一斗缶に取り出します。
 

その8:蜂蜜を濾過する

その8:蜂蜜を濾過する

一斗缶で受けたはちみつには、
巣枠のかけらやゴミなどが含まれています。
それらを取り除くために、濾過器にかけます。
 
これで美味しいはちみつのできあがりです。
あとは容器に分けて、みなさんのお手元に届きます。

その9:スズメバチからミツバチを守る

その9:スズメバチからミツバチを守る

秋になると、ミツバチの巣箱を
スズメバチが襲ってくることがあります。
注意しないと全滅させられることもあるので
スズメバチ用のわなを仕掛けます。
 
こうして捕まえたスズメバチは
焼酎に入れたりして珍味に生まれ変わります。
 

国産蜂蜜の賞味期限は?
おおよそ2年間という賞味期限を設定

日本国産でしっかり作られた蜂蜜は、
100%天然で加工も一切していないので、
蜂蜜に元来含まれる酵素や抗生物質がそのまま残っています。

そのために何年保存していても、腐ったり傷んだりということがありません。

我が家には、数年前に採取した蜂蜜が保存されていますが、以前の味わいのまま変わらず愉しむことが出来ます。

蜂蜜の保存には、直射日光を避ける必要があります。
また冷蔵庫に入れると結晶化するので、常温で保存してください。

ただし、保存環境や汚れたスプーンの使用などの要因により、味が変わることも考えられますので、
念のために各社では1年から2年という賞味期限を設定しているようです。
 

国産蜂蜜の賞味期限は?

蜂蜜についてのよくある質問

Q:赤ちゃんが蜂蜜を食べてはいけないって本当ですか

本当です。蜂蜜はミツバチの体内で水分を飛ばし、濃厚になるのですが、その際に自然界の弱い菌(ボツリヌス菌)が入ることがあります。まだ耐性のない1歳以下の赤ちゃんが口にするとよいことはありません。きちんと免疫がついてから食べさせてあげてください。

Q:蜂蜜の賞味期限はありますか?

蜂蜜には強い抗菌作用があり、腐ることはほとんどありません。いつまでも風味を落とさずに、味わっていただけますが念のため2年の賞味期限を設定しております。長くお楽しみいただくために、汚れたスプーンを使うなど、不純物が混じらないようにご注意ください。

Q:蜂蜜の保存方法を教えてください

直射日光が当たらない常温のところで保存してください。冷蔵庫に入れると結晶化してしまうので、避けてください。

Q:天然の蜂蜜にはどんな加工をしているのですか?

天然の蜂蜜には一切の加工をしておりません。加熱して生産量を高めると蜂蜜内の成分が変化したり、酵素がなくなってしまうのでおこなっていません。また、混ぜ物もしておりません。

Q:蜂蜜の種類の違いを教えてください

蜂蜜は採れる花によって、個性が異なります。アカシアやトチノキはオーソドックスな甘みが楽しめます。香りを楽しむなら、野バラ蜂蜜がおすすめ。さわやかな甘さを試すならシナノキ蜂蜜がいいでしょう。

Q:国産蜂蜜と海外産蜂蜜の違いは?

蜂蜜はミツバチが蜜を集めてくる蜜原植物によって個性が大きく異なります。海外産なら、日本に生えていない植物の蜂蜜も楽しめます。海外の農薬が心配なら国産蜂蜜を選びましょう。
 

国産蜂蜜の種類とは?

「単花蜜」と「百花蜜」

蜂蜜は大きく分けて、
「単花蜜」と「百花蜜」に分かれます。

「単花蜜」とは、1種類の花から集めた蜜で
構成されている蜂蜜のこと。
「百花蜜」は、さまざまな花から集められた蜜で
構成されているブレンドのことです。
「百花蜜」は以前は「雑蜜」と言われていたこともあったそうです。
あまり美味しそうには聞こえないですね。
 

花の個性によって異なる甘みと香り
 

花の個性によって異なる甘みと香り

 
単花蜜は、その種類によってさまざまな個性を発揮します。
オーソドックスな万能型なら「アカシア蜂蜜」です。
大人向けの渋さを味わえるのが「クリ蜂蜜」。

香りを楽しむなら、
芳醇な香りが楽しめる「トチノキ蜂蜜」、 
爽やかな香りの高貴な「シナノキ蜂蜜」があります。

野バラ蜂蜜」はまさにS級の蜂蜜で、
紅色を帯びた蜜から
すべてを凌駕するフローラルな香りを放ちます。

お得なブレンド蜂蜜である「百花蜜(蜂蜜)」もお勧めです。

蜜源植物とは

ミツバチは花の蜜を探す達人

植物の中には、交配をするのにミツバチや蝶の力を借りる種類があります。
それらを「虫媒花」といって、蜜を餌にミツバチや蝶を呼び寄せ、花粉を運んでもらい交配するのです。
 
一方、風媒花は風を媒介に花粉を運ぶもので、杉や松が有名です。
 
ミツバチが蜜を集めてくる花は、とうぜん虫媒花のものとなります。花は一斉に咲き乱れ、ミツバチが飛び回り交配が成立するのです。
 
主要な蜜源は、アカシア、クリ、シナノキ、トチ、野バラ、レンゲ、クローバー、サクラ、ミカン、リンゴ、ソバなど。
それぞれに色、香りが異なり、個性が楽しめます。
 

春の蜜源植物

レンゲ

紅紫色の花からは、味の良い蜜が採取できる。

クローバー

白い花。大量の蜜が取れる。

アブラナ

黄色い花。結晶しやすい蜜。

サクラ

黄金の美味なる蜜が取れる。

夏の蜜源植物

花が咲き始めの春に比べて、初夏から夏にかけては蜂蜜の元となる蜜源植物が増加します。

トチノキ

白い花から、少し赤みがかった蜜が取れる。香りがよい。

アカシア

白やピンクの花。香りや味は蜂蜜の王道を行く。量も豊富。

ユリノキ

クリーム色の花。よい蜜だけど、量が少ない。

クリ

黄色がかった白い花から、黒い蜜が取れる。栄養価が高い。

シナノキ

黄色い花から爽やかな香りの蜜が取れる。貴重な蜂蜜。

カキ

最高に美味しいといわれるが、量がかなり少ない。

リンゴ

ピンク色の花。素晴らしい味の蜂蜜。

ミカン

白い花から黄金の蜜が取れる。

秋の蜜源植物

あまり採取しない、越冬用の蜂蜜
秋にミツバチが集めてくる蜜は、あまり採取せずに越冬用に少し残します。蜜とともに餌となる花粉もこの時期に集めてきます。

ソバ

白い花から黒い蜂蜜になる。味は良い。

コスモス

ピンクの花から花粉を蓄える。

セイタカアワダチソウ

蜂蜜としてはあまり味が良くない。

サザンカ

赤い花から花粉を集めてくる。

ビワ

美味しい蜜だが、越冬用に採取しない。

国産蜂蜜 人気ナンバーワン アカシア蜂蜜

蜂蜜の蜜源として代表的な樹木

 
アカシアの樹木は街路樹や川岸に植えられているのをよく見かけます。

もともとアメリカより輸入されたこの木の本当の名前は
「ニセアカシア」といい、高さは10~15メートルほどになります。
花を咲かせるのは5~6月にかけて。
たくさんの小さな花を枝につけて、甘い香りを周囲に放ちます。

アカシアの木からは多く蜂蜜が採れる事から、
単花蜜の代表的な存在といえます。

やさしい香りでどんな使い方でも美味しい

 
アカシアの蜂蜜は、透明感が高く、風味が良いのが特徴。
黄色が薄く、透明に近いほど風味が良くなります。

ホットケーキやトースト、コーヒーに、
和風だしの隠し味、デザートに添えても美味しく食べられます。

香りがまろやかで優しいので、
人によってはアカシアの蜂蜜を原料に
オリジナルのシャンプーや石鹸を作る人もいるようです。
 

国産蜂蜜 人気ナンバーワン アカシア蜂蜜

オススメのアカシア蜂蜜

 
国産のアカシア蜂蜜

LinkIcon国産 アカシアはちみつ 500g 群馬県沼田市産

  • 群馬県沼田市内で2018年5月に採蜜された最高級アカシアはちみつ
  • アカシアの花の多い沼田市で花の最盛期に採蜜した良質なはちみつを厳選

 

 
 
 
 
秋田のアカシアハチミツ

LinkIcon小松養蜂場 秋田のはちみつ アカシア 1000g

  • 秋田県産100%の、自家採蜜した蜂蜜をお届けします。
 
 
 

華やかな香りが特徴のトチノキ蜂蜜

東北で多く生産される蜜で、実も食用

 北関東から東北で多く植えられており、
栃木県の県木にも指定されているトチノキ。
別名、マロニエとも呼ばれています。
 
幹は材木用、身は食用と
隅々まで役立つ木として知られています。
花を咲かせるのは5~6月にかけて。
トチノキは各地で多く植えられており、多量の蜂蜜が採れます。

華やかな香りはスイーツで楽しみたい

トチノキの蜂蜜は華やかな香りが楽しめます。
そこで、ヨーグルトやデザートに加えることで、
いつもの味に華やかさをプラスする利用法がオススメです。
 
和風の煮物の隠し味や、お肉の臭み消しにも
役立ちます。
 
豚肉の角煮を作る際に、
みりんの代わりに入れると
甘みと照りが増します。

 

柑橘類の香りを放つ蜂蜜 シナノキ蜂蜜

ドイツやロシアでは高級品

シナノキはリンデンや菩提樹とも呼ばれており、
6~7月ごろに淡い黄色の花を咲かせます。
 
シナノキの花は、鎮静作用のあるハーブとして人気。
その精油はアロマテラピーにも使われているほどです。
 
シナノキの蜂蜜はその香りの高さからドイツやロシアでは高級品としてよく知られているそうです。
日本国内ではタバコの香り付けに使用されていて、
なかなか市場に出回らないようです。
貴重な味わいと香りを楽しめる蜂蜜といえそうです。

料理に爽やかさを加えてくれる蜂蜜

シナノキの香りはライムやレモンといった柑橘類のよう。そのため、ドレッシングに加えて、
サラダに一味加えると美味しく召し上がれます。
 
バニラのアイスクリームにトッピングして香りを加えたり、ミントティに足すのも、蜂蜜を選ぶならシナノキがオススメです。
 
チョコレートのお菓子をシナノキ蜂蜜で作れば、
甘い中にさわやかな香りを持つスイーツの完成です。

天下一品の香りが麗しい野バラ蜂蜜

人を虜にする香りを放つ

野薔薇は山野に多く自生しています。
茨が多いことから人はなかなか近づけませんが、
小さなミツバチだけは別です。
赤みを帯びて香りに優れた蜂蜜を産出します。
 
花を咲かせるのは5~6月にかけて。
枝の先に白い花を咲かせる。花は淡い紅色のこともあります。
採れる量が少ないために、貴重な蜂蜜ともいえます。

素材そのままの味を楽しまないともったいない

野バラの蜂蜜はほんのりとした赤みと
天下一品の香りを楽しめます。
 
そのため、コーヒーや紅茶、煮物に入れて溶かしてしまうしまうのはもったいない!
 
できるだけそのままの味や見た目を楽しむのを
強くお勧めします。
トーストやヨーグルトなど朝食に添えると、
途端に豪華な1日の始まりになります。
 
蜂蜜の中でも最も芳しい香りを持つために
スイーツにあわせても力を発揮します。

クリ蜂蜜

渋い甘さの大人向け蜂蜜

昔懐かしい茶褐色の色合い

クリ蜂蜜

沖縄以外の日本全国で自生しているクリの木。
甘い蜜が取れ、熊の好物としても知られています。
 
クリは6~7月にクリーム色の花を咲かせます。
香りは正直言っていいとはいえません。
そして、その蜜は茶褐色を帯びており、
独特の渋みを持っています。
 
クリの蜂蜜は独特の香りと渋みから、
人を選びますが、一度好きになると離れられない力強さを持ちます。
年配の方には「昔懐かしい味」と感じる人も多いですね。
 
パワフルな味わいで煮物に活躍
クリ蜂蜜は独特の香りと渋みを持つために、
食材に負けない力を誇ります。
クロワッサンのような味の濃いパンでも、
クリ蜂蜜なら負けずに一味加えてくれます。
 
その力強さを、煮物の隠し味として使うのもお勧めです。
豚の角煮に加えると、肉の臭みを隠してくれます。
また、カレーに加えるとさまざまな香辛料に負けず、
仕上がりにまろやかさをプラスしてくれます。
 
独特の渋みがありますので、
オリジナルのカクテルもできそうです。

百花蜜 ミツバチがブレンドした蜂蜜
 

 幅広く使える万能型の蜂蜜

百花蜜 ミツバチがブレンドした蜂蜜

 
春になってすぐに採れる蜂蜜のことを百花蜜といいます。
冬が終わったばかりはまだ咲いている花が少なく、
ミツバチは1種類の花を特定して蜜を集めることが出来ません。
さまざなな花々を飛び回るうちに、自然とミックスされるのです。
そのため巣箱の周辺環境によって、味は少しずつ個性を発揮します。 
 
百花蜜はさまざまな蜜がミックスされたもので、
クリや野バラのような個性はありません。
しかし、どんな使い方をしても美味しさを発揮する
便利な蜂蜜といえます。

トーストやお飲み物、デザートに
百花蜜を少し垂らせば
優雅な香りが広がります。

また、カレーに入れるのも美味しいです。
(私はカレーを作るときに、必ず2種類以上のカレールーを入れて、
隠し味に百花蜜や醤油、コーヒーなどを入れます)

ただしカレールーを入れる直前に入れてしまうと、
仕上がりがゆるくなることがあるそうです。
煮込み始めに入れるといいでしょう。